保育・幼児教育業界の雇用問題 ~奄美地区の医療法人様の事例~

 当社は、幼稚園や保育園教材のフレーベル館の奄美地区特約店をしています。
昨年、アンパンマンの生みの親、やなせたかし先生が亡くなられた際、メディアにフレーベル館の名前がよく出たのでご存じの方も多いと思いますが、アンパンマンは、フレーベル館の月刊保育絵本「キンダーおはなしえほん」で初登場し、やがて市販化されました。
フレーベル館 http://www.froebel-kan.co.jp/

 さて、最近、保育関連のニュースが毎日のように新聞に掲載されています。
1/11(土)の日経新聞の一面に「社内保育所 地域に開放」という見出しが出ています。
記事の内容は、企業内保育所が増えるように後押しする制度を来年2015年の4月から導入する、という内容でした。
待機児童を解消するために、企業の社内保育所において、社員の子供だけでなく、定員の4分の1以上を地域住民への解放すれば、無期限で運営費補助をおこなうというものです。
この他にも、
・1/15(水)「保育所利用パートも可能 就労下限「月48~64時間」 政府の子ども・子育て会議」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS15003_V10C14A1MM0000

・1/16(木)「認可保育所以外も補助 政府決定 公費投入、新設促す」
http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKDASFS1503J_V10C14A1EE8000
などの記事があります(日経新聞参照)。

 ご存知の方も多いと思われますが、昨年2014年から2017年まで、保園業界、幼児教育業界は過渡期に入ります。認定こども園への移行、待機児童解消に向けた小規模保育所、社内保育施設への公的補助、株式会社の保育産業参入、そして深刻な保育士不足などです。

 日本の人口自然減が進む中、現在進行中のアベノミクスでは、女性のさらなる活躍が日本の成長の中核と位置づけ、その実現のために、まず待機児童解消を加速化させる計画が実行されており、今回の企業内保育所支援策等はその一つになります。

 ところで、奄美地区における保育業界過渡期はどのような風景でしょう?
待機児童が多く、働けない母親が多い?
母親が子供を保育園に預けて社会で活躍するためには、保育施設や保育士を充実させるためだけでなく、母親に働く場所がなければなりません。はたしてそのような環境が実現するのでしょうか?
また、公立施設から、民間への運営委託、病院や既存の社会福祉法人への集約が起こるのでしょうか?
首都圏の深刻な保育士不足により、より高い報酬で奄美の人材が引き抜かれてしまうのでしょうか?

 最近の奄美地区のお客様の事例です。
様々な事業を展開されている医療法人様で、多くの雇用を生み出している企業様です。
その企業様では人の入れ替わりが少なくないのですが、その理由の一つが出産で女性が退職されるということでした。
そこで、この企業様では、社内保育所の設立を検討されています。
働いている職場にもし保育園があれば、そこで働く若い女性スタッフは出産後も安心して働くことができるに違いありません。また、保育士さんの雇用も生み出すことができます。

 待機児童解消を目指す背景には、女性の活躍による成長戦略がある。
自然人口減、高齢化が進む日本で描いた成長戦略、国全体の動きだけでなく、私たちが住む町でどのような影響が生じるのか、じっくりと観ていたいと思います。

そして、フレーベル館の特約店であることを最大限活かして、既存の保育施設はもちろん、これから新設を検討される奄美地区のお客様へ、設立から運営までのトータルサポートをして参ります。

アンパンマン、キンダーブックでおなじみのフレーベル館をよろしくお願いします(笑)