日々のお仕事にパソコンが欠かせない方々必見!
今年に入り今まで以上に耳にする機会も増えてきたかと思いますが
Microsoftのパソコン用OS(基本ソフト)Windows 10のサポートが、
今年2025年10月14日(米国時間)で終了します。早いもので残り8か月たらずですね。
(株)じむきでは以前にもWindows10のサポート終了後のリスクについての記事を
ご紹介しましたが
(過去記事:「Windows10サポート終了まであと1年!終了後はどうなるの?」 )
今回は再度Windows 10のパソコンをサポート終了後も使い続けることのリスクと、
今や主流のOS、Windows 11搭載のパソコンへの買い替え、
加えて今までのMS officeをサブスクリプションサービスのMicrosoft365に
切換えるメリットをわかりやすくご紹介します。
###あまく考えないで!Windows 10を使い続けるリスク###
1. 一番の問題はセキュリティリスクの増大です
Microsoft社のサポートが終了すると、パソコンが動く上での基本となるOSのWindows 10に
もしも、新たな脆弱性(ソフト上の欠陥)が見付かっても修正プログラムが
提供されなくなるため、❝マルウェア❞(コンピューターウイルスや脅威の総称)などの
攻撃に対する防御が効かなくなります。
以前大変多く普及していたWindows7が2020年1月にサポート終了した後も、
その後の脆弱性を衝いた攻撃や情報漏えい事故が多く発生しました。
2. 新しい機能の利用不可
パソコン上で動くソフトウェアやアプリケーションの一部もWindows 10 OSへの追加開発が
終了するため、バグ(ソフト上の不具合)の修正など対応しなくなる可能性があり、
最新の機能やサービスを利用できなくなることがあります。
3. ハードウェアとの互換性問題
新しいハードウェアや周辺機器がWindows 10との互換性がなくなる場合があり、
正常に動作しない可能性があります。
### Windows10からの無償アップグレードの注意点###
一方、Microsoft社はWindows 10で動いているパソコンから、
Windows 11への無償アップグレードを提供しています。
しかし、すべてのパソコンがWindows 11に対応できるわけではなく、
動作環境の条件があります。
以下の点にご注意ください!
1. システム要件
Windows 11はWindows 10よりも高いシステム要件(必須条件)を持っています。
例えば、64ビットプロセッサ、4GB以上のRAM、64GB以上のストレージが必要です。
また、TPM 2.0(コンピューターのマザーボードに直付けされている
セキュリティに関する各種機能を備えた半導体部品)も求められます。
2. 互換性の確認方法
Microsoftの「PC正常性チェック」ツールを使用して
ご使用のパソコンがWindows 11に対応しているかどうかを確認してください。
互換性がない場合、無償アップグレードが適用できない可能性があります。
3. パソコン自体の寿命
古いパソコンは、消耗や負荷により各部の性能が低下し、Windows 11の高機能を
十分に活用できない場合や、使用中に突然使えなくなってしまうことがあります。
以上のような理由で今年は出来るだけ早めに
パソコンの買換えを検討することをお勧めします。
また、新しいWindows 11 PCへ買換える機会に、ワード、エクセル、アウトルックなどの
パッケージ(集合)アプリケーションのMicrosoft Officeを、
サブスクリプション型のMicrosoft 365に切換えるのがお勧めです。
*** Windows 11とMicrosoft 365を組み合わせることで
得られるメリット ***
1. 常に最新の機能とセキュリティ
クラウド型のMicrosoft 365は定期的に更新され、新しい機能や
セキュリティアップデートが提供されます。
これにより、Windows 11との組み合わせで、ユーザーは常に最新の環境で
安心して作業ができます。
2. 業務に欠かせないお馴染みのアプリを最新版で
Word、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリが揃っており
文書作成やデータ分析、プレゼンテーション作成など、
これまでも、これからも業務に欠かせない作業を安全に行うことができます。
3. クラウドストレージでどこからでもアクセス可能
OneDriveを使えば、ファイルをクラウドに保存しておけるため、
どこからでも簡単にアクセスが可能です。
出先でも自宅でも、スムーズに作業を続けることができます。
4. 一人がさまざまなデバイス(端末)で利用可能
Windows 11 PCだけでなく、タブレットやスマートフォンでも
Microsoft 365のアプリを利用できます。
ご自身が持つ複数のデバイス間で作業を切り替えることができ、
業務効率が大幅に向上します。
5. チームワークを強化するツール
Microsoft Teamsをはじめとする協力ツールが充実しており、
出張先や悪天候などにより突然強いられる在宅勤務でも
効率的に同僚とコミュニケーションを取ることができます。
社員同士がリアルタイムに情報共有し、業務を円滑に進めることができます。
6. AIを活用した便利な生産性向上アプリ
Microsoft 365には、CopilotというAI機能が統合されており、
作業の効率が大幅に向上します。
7. アンケートなどを簡単に作成
Microsoft Formsを使えば、簡単にアンケートを作成し、回答を収集することができます。
今年こそ、Windows 11の新しいPCと一緒にMicrosoft 365を導入し、
生産性と利便性を体験してみませんか?
詳しくは当社の営業にお気軽にお問合せください。
(記事作成:あまみのコッキー)
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