本日は、インターネット通信に関してのトラブル解決の事例です。
お客様はドコモ光でA社のプロバイダーを利用中です。インターネットが繋がらない時があり、繋がっていてもWebページの表示やメールの送受信に時間がかかる時があるとご相談がありました。
よくよく話を聞くと、社内SNSやZOOMを使用している際も『インターネット通信が不安定です』と表示されることがあるようです。
インターネットの接続速度を計測すると、その時は下りが8~10Mbps出ています。(Mbps:1秒間に送受信可能なデータ量を表す単位。
数値が大きいほど、通信速度が速くなる。)
この時はギリギリWEB会議が出来るくらいの速度でした。
WiFi機器やスイッチングHUB、LANケーブルなど経年劣化が考えられたので、まずはそれらを全て新しい製品に交換しました。
すると最初は通信も安定して繋がったかのようにみえましたが、社内SNSやテレビ会議のZOOMを開いてしばらく時間が経つと『通信が不安定です』と表示され、問題が解決されていません。
交換後にインターネット接続速度を計測した際は20Mbpsでていましたが、不安定な時は1~3Mbpsと以前よりも遅くなっています・・・。
これはおかしい。
機器を交換した際にルーターを再起動したことを思い出し、もしかしたらプロバイダに問題があるかもと推測。
もう一度ルーターを再起動させると、案の定、最初だけ通信速度は出るのですが、その後どんどん速度が下がっていきます。
下がるのは普通のことなのですが、速度が1Mbps台まで下がるとWebサイトによっては表示に時間がかかります。
ここで提案する選択肢は、
①IPoE(IPv6)に変更する ※IPoE(IPv6) … 通信(回線)方式の一つ。従来のPPPoE方式に比べて大容量
②プロバイダを変更する
となりました。
①のIPoEを変更して接続スピードが思ったほど変わらない場合、近日中に予定していた大事なWEB会議に問題が出てしまうため、今回はお客様に②のプロバイダ変更を提案。
サポート体制がしっかりしているシナプスさんを紹介しました。
シナプスさんは、WEB上で申し込みが出来て、申し込み後すぐにインターネットの接続IDとパスワードを発行してくれるので非常に助かっています。
新しい接続情報をルーターに登録し、接続速度を計測してみると、約50Mbpsとかなり速度が上がりました。
今のところ50~70MBくらいの速度で安定しています。
インターネット環境の改善をお考えの方は、じむきまでお気軽にお問い合わせください。