2024年9月27日(金)奄美群島内12市町村のDX担当者様を対象とした
「奄美群島DX地図活用セミナー」を開催しました。
(※リコージャパン株式会社 鹿児島事業所様と共催)
会場となった奄美市WorkStyle Lab Innoに8名お集まりいただき、
同時に行ったzoom配信からも7名の方々にご参加いただきました。
本セミナーは、弊社で度々ご紹介している
ノーコードツール『kintone』をベースにした
・プラグインツール ❝カンタンマップ❞
・小規模市町村を対象とした自治体DXプログラム ❝自治体まるごとDXボックス❞
という、自治体DXにとってピッタリの、
こちらの2件をご紹介していただきました。
自治体まるごとDXボックス
まず、kintoneのご提供会社であるサイボウズ株式会社様からは
全国の自治体を対象に提供している「自治体まるごとDXボックス」の紹介や
先行地域の事例紹介をしていただきました。
kintone環境、すぐに使える様々な自治体向け業務改善アプリ、
オンデマンドkintone研修「キンゼミ」やその他で、
自治体様のDXをしっかりサポートする内容となっています。
カンタンマップ
kintoneのプラグインツールである「カンタンマップ」のご提供会社である
あっとクリエーション株式会社様からは
カンタンマップを活用した「kintone×地図」の具体的な事例紹介と、
全国自治体でうまくいっているkintoneの取り組み事例と
うまくいかなかった残念な取り組み事例を、
赤裸々かつ具体的にお話しいただきました。
カンタンマップはkintoneのデータを地図で可視化して
業務改善に役立てるツールです。
kintoneのカスタマイズ次第で、様々な業務に活用できます。
例えば施設管理、消火栓管理、避難所管理、空き家管理、ゴミ収集や
住民通報の表示など…本当に多様な活用法があります。
現地での参加者様には、カンタンマップのハンズオン実習も
ありました。
さらに、2023年6月第1回 日本ノーコード大賞を受賞された奄美市の担当者の方には、
実践されている具体的な事例をお話しいただきました。
他の自治体様にとっては、すぐにでも参考にしていただける内容でした。
奄美市はkintone他、RPAやAI-OCRを活用した業務のデジタル化で
全国的にも先行している自治体です。
そんな奄美市を含む、奄美群島市町村のDX推進担当者の方々と
交流、意見交換できたことは、とても意味のある場になったと考えています。
ご参加の方からは導入したいというお声や、集まって交流できたのが
とても良かったなどのお声をいただきました。
今後、ますます高齢化・生産人口減の進む奄美郡島全体においても、
自治体業務の業務改善・省人化は必要です。
今回だけの開催で終わらずに、これからも継続的に交流・意見交換の場をつくり、
奄美群島全体の生産性向上、全体最適化に尽力させていただきたいと思います。
(記事作成者:丸山)