1. はじめに
デジタル化が進む私たちの暮らしの中で
最近「書かない窓口」という言葉を耳にされた方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
役所などにおいて各種証明書の取り寄せや、異動届けをする為に
紙の申請書に手書きで記入をしていたところを
デジタル機器を使って、書かずに手続きできるサービスのことです。
様々なメーカーからそのような「書かない窓口」ソリューションが提供されていますが
弊社ではその中で「Caora(カオラ)」という製品を以前ご紹介させていただきました。
2023.9.11の記事
窓口業務の“DX”を実現!『Caora』
2. Caoraについて
Caoraの詳細については上記の過去記事をご覧いただくとして
ここでは少しおさらいを
Caoraは、株式会社PFU様の製品で
高品質なイメージスキャナーとセルフサービス情報KIOSK(小型の自立式情報端末)の技術を
組み合わせたものです。
Caoraには
行政窓口など向けの「Caora申請書作成ソリューション」と
医療機関や薬局向けの「顔認証付きカードリーダーCaora」の
2タイプがありますが、ここでは申請書作成ソリューションのことを
お伝えしています。
【Caoraを使う流れ】
①必要な申請を選択 ②本人確認書類を置く ③情報記載済みの申請書を印刷
「書かない窓口」をたった4つのステップで実現します!
- 申請書の種類を選ぶ
- カードから情報を抽出する(Caoraが読み取って抽出)
- 記載内容を確認する
- 申請書を印刷する
Caoraは、4つのステップで申請書を手書きしなくても簡単に作成できます。
操作がシンプルでわかりやすく、一度使うと次からは一人でも簡単に使えます。
マイナンバーカードや免許証をかざすだけで必要な情報をスキャンしてくれます。
手書きの記入よりも早く、ミスなく書類が完成して
あとは提出するだけ!
Caoraを使うことでお客様の手書きの手間が減って楽になるだけでなく、
役所の方にも書類の不備や手書きの読みづらさなどが減り、簡単にチェックできるので
双方にとって効率的です。
3. Caoraの導入、進んでいます
Caoraは既存システムに接続する必要がないため、大規模なシステム改修が
不要で、導入しやすいのも特徴です。
奄美群島の中でも、「書かない窓口」ソリューションに
Caoraを導入される自治体様がいらっしゃり、じむきもお手伝いさせていただきました。
そのうち窓口でCaoraを見かけることがあるかもしれません。
その時は、手続きのスムーズさを感じていただけると思います!
4.最後に
デジタルトランスフォーメーション(DX)が私たちの身近なところでも
進んでいます。これにより、より暮らしやすい環境が整い、地域社会全体の
発展に繋がることが期待されています。
大きな変化の為には小さなことから少しずつ。
身近なことから、一緒に取り組ませていただきたいと
じむきは考えています。
小さなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。
(記事作成:あき)