奄美大島の自然を感じながら、オートキャンプをできる施設が
運用開始に向けて準備を進められています。(当記事投稿2024年6月12日)
施設名は、『西古見GATE』。
瀬戸内町が西古見小中学校跡地に整備。3月に工事は完了。
西古見GATEには、サウナ付きの入浴施設や宿泊棟、屋外シャワー、屋外トイレなどの
ほか、ソーラーパネルを設置した炊事場、EV(電気自動車)ガレージなどがあります。
【西古見GATE】
西古見小学校跡地のキャンプ場
瀬戸内町役場様ホームページ(2024年7月18日オープン)
https://www.town.setouchi.lg.jp/kankou/nishikomigateopentime.ht
じむきも施工協力をさせていただきました。
今回は、その模様をエピソードも交えてお送りいたします。
行なった主な内容はこちら
施設利用者様向けのWi-Fi環境整備
施設利用者様へ”安全対策”及び”防犯対策”としてセキュリティカメラの設置
【施設利用者様向けのWi-Fi環境】
〜 機器の設置箇所 〜
3つの建物内と屋外向け・・・管理棟、宿泊棟に各1つ。
浴場(フロントと男女更衣室)・・・各1つ。
さらに屋外にも
南側向けと北側向けに設置し、敷地内をフルカバー。
インターネットが繋がるようになりました。
(写真は全て掲載許可をいただいております)
【セキュリティカメラの設置】
『400万画素PoE※1給電ネットワークカメラ8台+NVRのセットモデル』
本体であるレコーダー(NVR)にPoE機能搭載のものを用意。
カメラもPoE接続対応なので、カメラ設置場所に電源環境を作る必要がなく
NVRとカメラ間をLANケーブル1本敷設でOK。レコーディングはもちろん
ですが、遠隔地ということも考慮しリモートによる映像確認ができる機器を
選定しました。(管理される方がモニターはもちろん、スマートフォンからも
状況をうかがうことができます。)
※1PoEとは「Power over Ethernet(パワー・オーバー・イーサネット)」の頭文字。
イーサネットケーブルを使って、通信データだけでなく、同時に電力を供給する技術の
ことです。電源がない場所でもイーサネットケーブルを使って電力を供給できるため、
屋外や天井など、電源を設置しにくい場所にネットワークカメラ(IPカメラ)を導入
するケースなどで活用されています。
夜間の映像記録も可能な赤外線機能搭載。
またホワイトLED搭載しているので、設定変更することで夜間でも
フルカラー撮影も可能です。(赤外線だと白黒撮影のみ)
この設定にすると防犯灯(常夜灯)としての役割も。
そして、マイク、スピーカーを搭載しているので双方向通話が可能と
いった機能もあります。
防犯、安全対策がしっかりしていると、ファミリーや少人数でも安心して
利用できるので嬉しいですね。
〜 取付について 〜
管理棟、宿泊棟は、室内アクセスポイント、屋外カメラともサイディングボード
(外壁に貼り付けるパネル状の外壁材)へ取り付けて難なく取付完了。
浴場棟は、鉄筋コンクリートの建物です。コンクリートドリルを使用して、
下穴を開けてから取付を行いました。
コンクリートに合計52個(カメラ8台とアクセスポイント5台があり、各4個)もの
下穴が必要でした。中が見えないコンクリートへ穴を開けるので、ハプニングも
作業の終盤・・・ドリルの先端が鉄筋に当たってしまい、先がつぶれて刃を1本ダメに
してしまったのですが、無事完了(ホッ)
ちょっと頭を悩ませたのはカメラの角度です。
カメラからの死角がないようにするため、少し多めの台数を用意しましたが、それでも
円形である浴場棟の外周に、極力死角がなくなるように取り付けるためには⁈う〜ん・・・
そこで閃いたのが画角の調整
他の建物に取り付けたカメラ同士で、死角をお互いにカバーしあうよう画角を調整
することで解決できました。
(弊社)施工は、完了です。
自然に囲まれた敷地内には大きな木と、以前、子どもたちが元気に
過ごしていた校舎もあります。夜には美しい星空を見ながら、
様々な思いを馳せて、ゆったりと過ごしてみたいですね.*・☆・*.
セキュリティカメラは、キャンプ場ほか、介護施設、建設現場、農業・畜産現場など
あらゆる場面で活躍しています。(遠隔監視ができるので人手不足解消にも○)
用途に応じて、インターネット環境の無い場所でも取り付けられるカメラもあります
じむきでは、Wi-Fi環境整備、セキュリティカメラの取り付けなど、承っております。
まずは、お気軽にご相談からどうぞ