2021年5月26日(水)の第3回ミーティングでは、当社の現行システムの画面内容及び使い方の確認、特に現在kintone(キントーン:サイボウズ株式会社のクラウドサービス)で運用しているシステム内容の確認を行いました。
中小企業におけるDXって何をするの??
あらためて素朴な疑問です。
実は、私たちのような20名ほどの小粒な中小企業は、既にデジタル化できているところの方が多いと思います。
昨今のIT導入補助金の支援策などもあり、おそらく、大きな会社よりも中小企業の方がシステム化が進んでいると思われます。
当社も、手書きの仕分けを卒業してパソコンで会計ソフトを使い始めたのは2002年頃、販売管理システムを導入したのは2003年頃。
まあ、エクセルを使って何かしらの入力をパソコンでしていたら、一応それもデジタル化になりますしね。
「じゃあ今、言われているDXって何?」
「これから何をすればいいの?」
そんな問いに対する答えはその会社によって様々だと思いますが、ひとつの事例として私たちのことをお話しすると、それはこれまで追加してきた様々なシステムを統合することになります。
会計、販売管理、見積管理、案件管理、勤怠管理、顧客カルテ、リース契約管理、保守契約管理、給与、人事評価、掲示板、コミュニケーションツール・・・
あらゆることは都度デジタル化してきましたが、それぞれがバラバラ動いています。
これをできるだけ統合し、連係させることが、私たちにとってのDXになります。
(実はもう一つ重要なデジタル化を進める予定ですが、それは今はナイショです)
今回のミーティングでも、別々で動いている既存の販売管理システムとkintoneのシステムの重複項目のチェック、削除、統合などをお互いに確認しました。
しばらくは、統合のために様々なシステムの内容確認を続けることになります。
ところで、別々のシステムをある程度統合できたら、次にRPAやAIを使うことで、さらなる生産性の向上が期待できます。
しかし、RPAやAIの汎用性が高まり、低価格化が進むまでにはもう少し、時間がかかりそうです。
今はそのための準備期間と捉えて、
「私たちの会社は、どのようなデータをデジタルコンテンツにしておくのか」
をそれぞれの会社で考え、機が熟した時にそのデジタルコンテンツが集約できる仕組みをつくることが大切だと思います。
そういった意味で、まさに今年はDX元年ですね。
RPAとは・・ロボティック・プロセス・オートメーションの略。説明はこちら
AIとは・・・人工知能の略。説明はこちら
現在2週間に1度のミーティングで、既に遅れ気味とのこと。
今後は、少しペースアップしてじむきDXを推進していきます。
また、進捗を報告していきます。
貴社にとってのDXとは何をすることなのか?
もし、悩んでいらっしゃれば、ぜひご相談ください。
いろいろと問いを投げさせていただく中で、なにか気づきがあるかもしれません。
ご相談はこちらまで。
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