鹿児島じむき商会では、11名の社員が『オフィス環境診断士 2級講座」を受講しました。
無事に試験も合格し、全員オフィス環境診断士2級保持者となることができました。

 

「はて？オフィス環境診断士とは？？」ですよね。（以下、オフィスの整理収納.comより引用しています）

オフィス環境診断士2級講座では、オフィスにおける基本的な “整理の考え方”、具体的な “整理の方法”、実践的な “収納のコツ” を、事例を交えて学び、自分の職場に存在する業務のムダに気付き生産性の上がる職場に変えていく方法を学ぶことができます。

 

この講座を受けるとこのようなメリットが期待できます。

（と基本的なことなのですが、私たちもこれまでしっかりと体系的に学んだことがありませんでした）

 

そして、このような企業にオススメされている資格講座です。

 

 

鹿児島じむき商会として、この講座を受講した目的や意図がいくつかあります。

まず、背景として、お取引させて頂いている様々なお客様のオフィスで、デスクやチェア、書庫などが老朽化してきていること、社員数が減っているのにデスクなどそのままで書類やモノ置き場になってしまっていること、あるいは社員が増えているのに十分なワークスペースが確保されないままになっていること、社員数も社員の働き方（業務プロセス）も変わっているのに、それに合わせてオフィスの見直しがされず、モノであふれて整理整頓されていないこと、そのためいつも何かを探していること、など。

このような景色はこれまでも見てきましたし、お客様よりご相談を受けたこともありました。
そして、これまではモノ（オフィス家具）や機能性が 「先にありき」 で課題解決をしていました。
具体的には、現在よりももっと収納できるようにする、今までよりも見た目を良くする、などの対応です。

ところが、2021年4月〜8月に鹿児島イシダ株式会社様の倉庫改善のお仕事とさせていただいた時に、とても大きな学びと気づきがありました。
職場環境の改善には、現在の仕事の「見える化」や「共有化」をすることで仕事のムダを省く仕事改善（ソフト）とその改善をふまえたオフィス家具レイアウトなどの環境改善（ハード）を同時にやらなければならないということを実感したのです。
（鹿児島イシダ（株）様の事例記事はこちら）

これからの「働く場」を良くしていくためには、ソフトが必要だと思います。
鹿児島イシダ株式会社様のように仕事そのものを改善することもありますが、まずは「片付ける技術」というソフトが重要と考えました。
(鹿児島イシダ様の業務活動の課題を「見える化」「共有化」するワークショップ記事)
そのために、まずは５Ｓをきちんと学ぶことが必要です。そして、整理・整頓・清掃・清潔・躾を気持ちや精神論ではなく、技術として学び実践できるようにします。この「片付ける技術」というソフトとセットで、新しいオフィスづくりのレイアウトプランニングやオフィス家具（ハード）の選定おこなっていくことが大切です。
そのために私たちは「オフィス環境診断士」を受講して「片づける」の基本を学びました。

 

５Ｓとは・・

（ウィキペディアより引用）

 

そして、この経験を活かして、私たち鹿児島じむき商会では、様々な会社や組織で、社員数や社員構成、仕事の内容、仕事のやり方が変化することにあわせて、働く場の環境を見直しするビジネスに取り組みます。
仕事のデジタル化やペーパレス化も含めた仕事改善と「片づける技術」運用、それに最新の機能的なオフィス家具を組み合わせて、より良い「働く場」をつくる仕事です。

まずは当社で実践ということで、このオフィス環境診断士の取得をきっかけに数人のプロジェクトチームを作りました。これから当社の社員全員で５Ｓについて共有します。そして、現在進めている基幹業務システムの移管にあわせて仕事改善と「片づける技術」運用を実践します。

今後は、その実践例をもとに、「片づける」についての情報提供、勉強会、ワークショップなどを、当社のお客様向けに展開していければと思っています。

 

働く環境って、とても大切であり重要です。
環境が仕事の質を決める、といっても過言ではないと思います。
会社の生産性向上には、職場の環境を良くすることが必要条件となるでしょう。

 

５Ｓや「片づける」について、ご興味があればご連絡ください。
快適で楽しく仕事に集中できるオフィスづくりに向けて一緒に取り組みましょう！