2023年は、インボイスの導入により請求書の書式が変更され
また、事業所の社用車が5台以上の場合にはアルコール検知機を用いた
アルコールチェックが開始されるなど、新しい制度が導入された年でした。
同時に、仕事で使用しているサービスやソフトウェアにも変化があり
Windows 8.1やOffice 2013のサポートが終了し、
ADSLサービスも「フレッツ光」の提供エリアにおいて2023年1月に終了しました。
2024年にも、新たな制度の変更が予定されています。
以下はその一部です。
1. 電子帳簿保存法改正(1月1日)
既に着手されているかもしれませんが、
メールやダウンロードで受け取る納品書や請求書などは
印刷保存ができなくなり、デジタル保存が義務化されました。
以前の記事でもご紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。
2. 運送業の労働規制(4月1日)
働き方改革の一環として施行された
時間外労働の上限規制は2019年4月に導入されましたが、
運送業のドライバーや建設業、医師には5年間の猶予がありました。
今後、拘束時間や休憩時間、インターバルなどの労務管理が必要になります。
勤怠管理については、以前のこちらの記事でおすすめ商品を
ご紹介していますのでよろしければ参考になさってください。
3. 新紙幣発行(7月3日)
一万円、五千円、千円が新デザインに変更されます。
新しい偽造防止技術が導入されているため、
自動販売機や券売機、両替機は
新紙幣に対応するための部品やハードウェアの交換が必要です。
4. サービス・サポート終了
- ISDNの一部サービス終了(1月より順次):
前年に取り上げた通り、1月から一部のISDNサービスが終了しますが
Fax通信で使用されているG3規格は引き続き使用可能です。 - Microsoft SQL Server 2014(7月9日):
給与、会計、販売管理などのパッケージ製品を使用している場合
SQL Server 2014はサポートが終了し、
それに伴いパッケージソフトメーカーのサポートも
受けられなくなる可能性があります。
これらの変更には対応が必要です。
するべき事が今より増えるのは間違いないです。
人材不足が加速している現在では、今まで通りのやり方で進めると
時間が足りなくなってしまいます。
従来のやり方を見直し、デジタル技術を取り入れて
新しいやり方、ひいては会社そのもののあり方を変え
より良い方向に導くデジタルトランスフォーメーション(DX)が
益々必要になってきます。
2024年もじむきは引き続き自社のDXに取り組み、新しい価値を見出し
その経験を生かしてお客様のDXへの取り組みを支援します。
DXについてのお問い合わせは以下から。
記事作成:山下