こんにちは。
気がついたら9月に入っててビックリです
弊社が新体制になってから1か月、切り替わり期は
新しいことの連続で、怒涛の毎日です。
さて、そんな中でもやるべき事はしっかりと
やらなければ!
という事で
9月1日防災の日に
BCPの見直し作業を行いました。
見直すのは、1年前に策定したじむきのBCP。
(その時の様子はこちらの過去記事でどうぞ)
BCPってナニ?から始める第一歩
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その過去記事から引用してちょっとおさらい
BCPとは何でしょう?
BCPとは、事業継続計画( business continuity planning )です。
大まかに言いますと、企業において自然災害やその他緊急事態が発生した時に
人命を守り、その後の事業継続や復旧を図るために定めておく計画のことです。
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1年前、私達はBCPワークショップで
講師の方にご解説いただきながら
“超簡易版BCP「これだけは!」シート”に沿って
【自然災害対策】【感染症対策】の2バージョンのBCPを
奄美と鹿児島、それぞれの拠点分で策定しました。
BCPの内容チェック
今回の見直しはあまみ本社と鹿児島支社、それぞれの拠点で実施。
それぞれでシートの内容に沿って
BCPの発動条件(例えば地震なら震度何以上など)
BCP発動時の組織体制(情報、供給、予算、現場など)
各担当者の確認、発災時の出社・帰宅体制の確認などを行いました。
あまみ本社では
まずZOOMを使いオンラインでシートを共有し、
一つ一つの内容を改めて確認しながら
変更するところは変更していきました。
社名などの修正の他は
BCP発動時の各担当責任者に偏りがあったのを修正。
(一人がいくつも兼任になっていました)
後はおおむね変わらず継続となりました。
鹿児島オフィスでは、社名変更や社屋移転がありましたので
新しい地域のハザードマップも確認。
そしてBCP発動時から復旧に向けて
最初に取り組むこと、次にすること、
そのための事前対策なども確認をしました。
非常用備蓄物資の確認
恥ずかしいことに、昨年備蓄していた水や食料を
そのまま置きっぱなしにしていました。
(画像はあまみオフィスです)
(誰も手をつけてなくてよかった⁈)
そこで保管場所を確認してから取り出して開け
種類や数量、消費期限などを確認しました。
消費期限はだいたい5年~7年のモノが多く、
昨年備蓄したばかりということもあり
今年は入れ替えはありませんでした。
この日もそうでしたが、奄美では台風の影響で
数日、本土からの船が止まることが度々あり
その時はスーパーから食料がなくなってしまいます。
今回、せっかくの非常用食料品の確認ができましたので
物流がストップするような事態には
社員で非常食を利用することにしました。
消費した分は追加補充しながら、非常用食料品を
ただただストックするのではなく
ある程度動かすことで、日常的に備蓄品の
意識が高まりますね
(見直し後のじむきBCPシート<PDFファイル>)
定期的な見直しの大切さ
まずは、昨年のBCP策定時から一度も発動の
機会がなかったことが何よりですが、
日頃から防災の意識を持つべきとわかっていても
現実はついつい日常に追われてしまい
意識できていませんでした。
少なくとも年に1度の防災の日には、社員全員で
このようなBCPの確認や見直しをして
防災意識を高めていくことを改めて決めました。
自然災害や予期せぬ緊急事態はいつ発生するか
わかりません。
簡易でも一度BCPを策定しその後定期的に
見直すことで備えへの意識は各段に高まりますし、安心です。
今回久しぶりに見直してみて、まだ出来てなかったことにも
気づけましたので、見直しができて本当によかったと
思いました。
また、昨年と同じく皆で一緒に共有・周知できたこともよかったです。
チェックする拠り所がなければ
当然見直しもできないので、BCP策定の簡易シートは
本当におすすめです!
一気にやろうとするのは難しいので
少しずつでも続けていくことが大事です。
防災月間の9月、防災やBCP対策などについて
改めて考えてみるきっかけにしたいですね。
介護事業所などでは2024年4月から
BCP策定が義務化されます。
まだBCPを策定されていない組織や団体の方で、
まずは簡易版でもいいのでBCPの取り組みを
始めたい、という方はぜひ じむき までご相談ください。
私たちが実際に利用した、短時間で集中的に取り組むことで
BCPを策定できるツールを利用して、BCP策定のお手伝いを
いたします。
また、お客様の防災やBCP対策をサポートする
防災対策用品・防災用品・感染症対策用品などの
お取扱いもございます。
お気軽にお問合せください。